コンサルティングの仕事自体は楽しかったのですが、クライアントにより近く、関わった方から直接感謝されるような仕事がしたい、と思うようになったのがきっかけですね。社会人3年目という節目のタイミングで自分の取り巻く環境をガラッと変えてみたいとも思っていたので。
まず、eスポーツに関連した業界への転職を決めたのは、『Shadowverse』の大会に出場するくらいゲームが凄く好きで、eスポーツが身近な存在だったというのが大きいです。
そのなかでグルーブシンクに決めた理由としては、2つあります。一つ目は、面接で「自分」を知ろうとしてくれたことです。志望動機、自己PRなどの典型的な質問を一方的に投げかけてくるのではなく、会話をしながら私が好きなことや今までの経歴に対して興味を持って聞いてくれたのが良い印象として残りました。
二つ目は、グルーブシンク社員の仕事をしている理由にとても感銘を受けたからです。入社前にオフィスを訪れた際、ある社員に「なぜこの仕事をしているのか」と尋ねたところ、返ってきた答えが「この仕事とゲームが好きだからかもしれません」というものでした。その答えがすごく新鮮に感じて、頭に残っています。
というのも、今まではお金が好きだから仕事するという考えの人が周りに多かったんですね。その答えを聞いて自分も仕事を好きになりたいという思いが湧き、この会社で働いたらそうなれるのではないかと思い入社を決意しました。
『VALORANT』の学生大会「Red Bull Campus Clutch」です。日本代表チームを決めるこの大会において予選から決勝までの運営をグルーブシンクでおこない、私はコアメンバーの一人として数カ月間この大会に携わりました。
私は事務局業務や予選運営など、選手とのやりとりが多く発生する業務をこの大会で初めて担当し、オフライン開催の決勝大会では選手たちの喜怒哀楽を間近で見ることができました。
入社して携わったプロジェクトの中で、もっとも選手との距離感を近く感じられましたし、イチ観客としてもすごく面白い試合展開で特に印象に残っています。コアメンバーとして関われて良かったと思える大会でしたね。
また、大会終了後、事務局あてに選手から感謝の言葉をいただいたり、SNS上でも「見ていて楽しかった」というコメントをはじめとする視聴者からの好意的な意見を見つけたときは本当に嬉しかったです。