社員INTERVIEW[デザイナー:K.K]

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Q_1

簡単な自己紹介をお願いします
 デザイナーのK.Kです。今年(2023年)でグルーブシンクに入社して3年目になります。

Q_2

デザイナーの業務内容について教えてください
 肩書きのままですが、「デザイン」をする仕事です。グラフィックデザイン、Webサイトや映像編集など、さまざまな制作物のデザインを手掛けています。毎日、PCと睨めっこしていますね。

Q_3

携わった中で、もっとも印象に残っている仕事について、教えてください
 映画『大怪獣のあとしまつ』のPR/SNS用動画編集(※)が、一番印象に残っています。映像編集自体が初めての挑戦だったので最初は完全に手探りの状態から始め、編集ソフトの使い方も、すべて一から学ぶ必要がありました。そのため、映像の完成までにはかなりの時間を要しましたが、その編集の過程で得た知識と経験は自分のクリエイティブワークの軸となっています。
 実際、この案件をきっかけに映像編集に興味が湧いて、上長に「もっと映像編集の仕事がしたい」と直談判したぐらいです!今となっては、映像編集が自分の仕事内容の大半を占めています。

Q_4

特に得意としているクリエイティブワークはありますか
 やはり、映像編集が自分の強みだと思いますね。映像編集は、今まで自分が積み上げてきたクリエイティブワークの集大成と言ってもいいのかもしれません。学生時代に培ってきたグラフィックデザインの知識も、動画編集とは一見まったく関係ないように見えても、実は密接に関わっています。
 具体的には、映像内で表示させるロゴやバナーのデザインなど、映像編集においてもグラフィックデザイン的要素が求められることが多々あるんです。映像編集の中では、『大怪獣のあとしまつ』の案件で制作したような、ポップな映像編集が特に得意だと思っています。

Q_5

学生時代の経験で、今の仕事に活かされていることはありますか
 大学時代は工学部のデザイン学科におり、プロダクトデザインからコミュニケーションデザイン、環境デザインまで、幅広いジャンルについて学びました。
 そのなかでも今の仕事に活かされているのは、行ったことの無い地域に行き、その街の人々や特産品に触れ、地域をプロモーションする方法を考える「地域でのフィールドワーク」です。地域のプロモーション方法を考える上では、データを整理しまとめる手法として知られるKJ法をはじめとした、さまざまな問題解決の手法を学びました。与えられた情報を整理し、デザインに落とし込む。思い返せば、デザインの基本の多くはこのフィールドワークから学びました。当時学んだ発想法の数々は、今でも変わらず毎日活用しています。

Q_6

どんなときに仕事のやりがいを感じますか
 自分の作ったものが受け手にどう伝わるのかという部分を考え抜いたデザインが形になったとき、ですね。

 実は、制作物に関する指示が記載されている構成書どおりのものを制作するだけであれば簡単なんですよ。デザインの面白いところは、構成書に書いてある情報をデザインに落とし込んだ上で、情報の大きさや粒度を調整し、違和感なく受け手に情報が伝わる方法を試行錯誤するところですし、デザイナーとしての腕の見せどころだと思います。
 そのなかでも映像編集は特にその試行錯誤の過程が面白くて。思考を巡らせれば巡らせるほど精度が高まりますし、カッコいい / 楽しい動画にする手段が無数にあるところが映像編集の魅力だと思います。

Q_7

デザイナーになったきっかけについて教えてください
 グラフィックデザインに打ち込むきっかけとなったのは、大学時代のサークル活動です。当時、音楽ゲームにハマっていて、大学で音ゲーサークルを作って運営していました。新しくサークルを立ち上げるときに他サークルとの差別化を考えたいと思い、画像制作を始めたんです。
 そこでは、サークルのTwitterアカウントで使うロゴやバナー画像に加え、サークル活動の一環として毎月行っていた「スコアアタック」のランキング表などを制作し、サークルのTwitterアカウントから発信していました。

Q_8

入社の決め手はなんでしたか
 一言で言うと、面接で感じた会社への印象が、入社の決め手になりました。実は最初、ディレクター志望でグルーブシンクに応募したんですよ。デザイン的なバックグラウンドを持ったディレクターとして活躍したい、という思いがあったので。そんな想いで挑んだ面接でしたが、「学校でデザインを専攻してきたなら、デザイナーからキャリアを始めたほうがいいよ」と諭され、結果的にデザイナーとして入社することになりました。
 本来、ディレクターとして応募している以上、ディレクターとしてふるいにかけて、条件に合わないなら不合格にすれば良いはずですよね。でも、自分のキャリアと真剣に向き合い、デザイナーの道を示してくれたところがとても良い印象として残ったので、入社を決意しました。
 あとは、面接の時に感じた心地よい雰囲気が良かったですね(笑)社員の雰囲気が良い意味で大学の延長のように感じたのも、入社を決めた理由のひとつです。

Q_9

入社前後で感じたギャップはありますか
 面接の印象とまったく変わらなかったのが、一番のギャップですかね。面接の時に感じた心地よい、フレンドリーな雰囲気は入社しても変わりませんでした。仕事面では、細かい作業分担が一切ないところに驚きました。大規模な案件を除くと、基本的にはひとつの案件に対してデザイナーは1人で、その案件に必要なクリエイティブを一貫して任せてもらえます。大手企業のデザインチームでは経験することのできない、グルーブシンクならではの魅力だと思います。

Q_10

デザインワークをチームで行う上で、特に気を付けていることはありますか
 基本的には、1人で黙々と作業していることが多いですが、大規模な案件にはデザイナーが複数人アサインされることがあります。
 そういった場合は、とにかく作業報告が大事だと思いますね。メインビジュアルが固まらないとトーン&マナーが決まらない、トーン&マナーが無ければ各デザインの方向性が定まらない、といった具合に、大規模プロジェクトにおいてはデザイナー間のコミュニケーションが何より重要です。プロジェクトを円滑に進行するためにも、適切なほうれんそう(報連相)は不可欠だと思っています。

Q_11

グルーブシンクでデザイナーとして活躍するには、どういうスキルが必要だと思いますか
 人間味があって、コミュニケーション能力に長けている人、しっかりと意思表示ができる人は、グルーブシンクで活躍できると思います。
 特にデザイナーチームの特徴としては、出てきた意見を無碍にせず、必ず汲み取ろうとしてくれます。だからこそ、自分の思いをしっかり伝えられることがグルーブシンクで働く上では非常に重要です。
 仕事の内容についても、自分のやりたいことをしっかりと発信できる人の方が、活躍しやすいのかなと。これは、動画編集をやりたいと上長に掛け合い、現在は動画編集をメインにやらせてもらっている自分が、誰よりも体現していると思います。

Q_12

休日の過ごし方について教えてください
 高校生の時からボウリングにハマっていて、今でも月に2-3回はボウリング場に足を運んでいます。ボウリング場にロッカーを借りて、マイボールを持参するぐらいには、真剣に取り組んでるんですよ。
 家にいる時はバラエティ番組が大好きなので、ひたすらTVerを観ています。今一番のおすすめバラエティ番組は『あちこちオードリー』!バラエティの視聴は、好きが先行してはいますが、映像編集の勉強にもなるので一石二鳥です。
 あとは、将来的に自分の資産になると思い、最近中国語を学び始めました。一音一音が違う言葉になる独特な言語体系が非常に面白くて、かなり身を入れて勉強しています。

Q_13

今後、挑戦したいことについて教えてください
 いずれかのプロジェクトで、メインビジュアルを作れるようになりたいです。グラフィックデザイン制作における情報整理の精度を向上させて、ひとつのプロジェクトのトーン&マナーが決められるようになりたいですね。
 映像編集では、バラエティ番組風の編集しか経験していないため、Vlog風の映像編集をはじめとした今までやったことがない映像編集レパートリーを増やしたいです。さらに、映像編集をやっていると「こういう画(映像素材)があればいいのになぁ」と思うことが多々あって。 そんなときに、自分で映像を撮りたい!と思うこともあるんですよね。なのでいずれは、映像の撮影 / 収録から編集まで、オールインワンで担当したいと思っています。

Q_14

入社希望者に向けたメッセージを一言お願いします
 グルーブシンクは、「あなたのしたいクリエイティブワークができる会社」です。

 ひとつのプロジェクトにおいて始まりから終わりまで、すべてのクリエイティブ制作に関わることができるのは、グルーブシンクの一番の魅力だと思います。責任範囲が広いため、とても大変な仕事ではありますが、その分仕事を終えたときの達成感はすごいです。自分が主役になれる仕事を探している人には、ぴったりの職場だと思います。

Biography

2021年4月入社
大学でデザインを学び、グルーブシンクに入社。Red Bull 5G 2022をはじめとする大型イベントの制作物デザインから、映画「大名倒産」(松竹)のPR用動画編集など、大小さまざまなプロジェクトに参加している。